2015.07.02
WAR IS OVER (IF YOU WANT IT)
今日の夕方、またうらに住むおじいさんがうちへやってきた。多分70の齢は越えていると思うが、「おじいさん」と呼ぶには若々しい。たまに挨拶を交わすご近所のおじいさん。
今回で二度目なのだが、「よろしければ、これを読んでください」と、にこにこしながら先週に引き続き、新聞などの切り抜きをコピーして丁寧に揃えてホチキスで留めたものを、こちらに寄越してくれる。そこには昨今のむちゃくちゃな安保法制や沖縄の基地に関する記事がたくさん綴られている。
どの媒体かは、そしてその媒体が何を語っているかはさておき、そういうものを、それほど日頃おしゃべりするわけではないけれど、小さな子供を持っているのを知っている近所の家族に、何かを伝えようと家まで尋ねてきてくれる、その姿に熱いものを感じる。
きっと肌身で恐怖を感じてきたんだろう。伝えないと、と思っているんだろう。
そういうものをいま崩そうとしているこの国のトップの者たちがいる。やるだけやって、あとで責任なんかとらない奴らがいる。
あんなもの、絶対通してはいけない。