去る4月15〜17日に東京ビッグサイトで開催された国際フードショー「FABEX 2015」に参加するBocchiブランドのブース演出を担当しました。Bocchiはベーカリーやパティスリーに向けた落花生素材を提供するメーカー、株式会社セガワが立ち上げたプライベートブランド。今回はそのお披露目も兼ねての展示会出展でした。

今回は、農産物としての落花生と、ベーカリーや製菓材料としての落花生を比較的狭いスペースではありましたがわかりやすく説明することに注力しました。また、ブースの正面では、Bocchiのピーナッツペーストとすべてのもとになる殻つき落花生の試食を兼ねたコミュニケーションスペースを設けて、ブースの前を通るみなさまにプレゼンテーションをおこない、反応は上々でした。

ピーナッツペーストの試食は大人気でした。パンは贅沢にも365日のソンプルサン！ 濃厚なペーストとの相性は抜群でした。殻つきのローストピーナッツも人気でしたよ。

ブース向かって左壁面では、大々的に収穫直後の落花生の姿をビジュアルで表現しながら、目線の高さにアクリルボックスを設けて、「畑からペーストまで」と題した製造行程を、説明パネルと落花生の実物を用いてプレゼンテーション。実に20近い行程があるんです。

ブース向かって右の壁面では、ベーカリーや製菓素材としての落花生を、加工した実物を用いて見て触って味わっていただけるような演出を考えました。そして、展示台の一部に落花生を敷き詰めたり、壁面にはイメージの額装を設えたり、よりインパクトのある空間を考えました。

パンに用いたときのイメージを伝えるリアルなディスプレイは、やはり365日さんにご協力いただきました。ちなみにこれらは、Bocchiのピーナッツ素材を使った新作のパンたちです。

素材のディスプレイは細長いガラスのキャニスターに入れて、視覚的な美しさも狙っています。

Bocchiブランドの責任者・加瀬常務、忙しくお話しまくっていました！

普段のグラフィックデザインという2Dの世界から、3Dの世界へ。サイズ感など慣れない部分もありましたが、最終的にうまくいきました。

これから、この展示会を受けて本格的なプロモーションが始まります。とても良質な素材なので、ぜひ多くの方々の口に運ばれますように。