ぼくらの住む南房総・安房地域は、さまざまなものを「自給していこう」というマインドと、それに合わせた動きがとっても盛んな地域です。お米や野菜などの農作物はもちろんのこと、保存食や家づくりまで、その範囲は多岐に渡ります。

そのひとつの流れとして5年以上前に、日本の食卓のベースにある調味料のひとつであり、日本人のソウルでもある（と、ぼくは思っているのですが）醤油を自分たちでつくりたい！　という声が地域で挙がり、いまでは数十家族が集う「安房醤油の会」というものが発足しました。

ぼくらは途中から入会させてもらい、今回が3回目の醤油搾り。今年も手前ながら美味しい醤油ができました！

この醤油づくりは、醤油麹に使う大豆や小麦などの原材料からそれらを使った麹づくり、そして醤油をつくる過程の知識、搾る技術など、とてもひとりではできない代物なので、この醤油の会の存在にはとても感謝をしています。

醤油という、ぼくたち日本人にとって絶対欠かせない調味料を、しかもオーガニックな方法で自給できるのは、本当に幸せで誇れることだと思っています。

いまは火入れした醤油のオリを沈めている最中。まずはなかなかレアであろう生醤油をいただいています。